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不動産実務検定とは?
不動産実務検定は、これから大家さんを目指して勉強したい方や、空室を満室にするような安定した賃貸経営をしたい大家さん、不動産投資家、建築関係や不動産管理会社にお勤めの方などのために誕生した、不動産投資専門資格です。
2級は主に、賃貸管理運営に関する知識・技能を勉強し、1級は不動産投資及び土地活用に関する知識・技能を勉強します。そしてマスター資格では不動産運用設計に関する専門的かつ実務的な知識・技能を勉強し、その知識とノウハウを自分のものにすることが出来ます。
また、マスター資格を取るためには、1級・2級両方の資格を取得していなければなりません。1級・2級の資格はどちらから取得しても特に問題ありません。
不動産実務検定の受験方法と認定講座について
- 12時間の認定講座を受けて修了検定を受ける方法
- 講座を受講せずに一般検定として受験する方法
①認定講座(12時間)を受講し 修了検定を受ける
認定講座に通う場合は、あらかじめ認定講座の申し込みをし、1級・2級ともに、それぞれ12時間の講座を履修します。1級・2級どちらを先に受講しても構いません。
認定講座の出席率70%以上、宿題・小テストの提出率70%以上で、修了試験の5問が免除されます。認定講座開催場所は全国各地にあります。
2級 講座内容 |
全12時間(6時間×2日) |
1級 講座内容 |
全12時間(6時間×2日) |
特典 | 認定講座を履修し、一定の条件を満たすことによって修了試験の5問が免除となり、60分45問の試験になります。 |
②認定講座を受講せず、一般試験を受ける
認定講座を受けずに自宅で勉強し、一般検定として試験を受けることも可能です。その場合、5問免除制度は受けられませんので、60分50問の検定となります。
検定試験に自信のある方は、学習せずに受験することも可能ですし、不動産実務検定2級対応本【最新「金持ち大家さん」になる! アパート・マンション満室経営術】、不動産実務検定1級対応本【最新「金持ち大家さん」になる! アパート・マンション成功投資術】が出版されていますので、この本で勉強するとよいでしょう。
ホームスタディー講座 教材 | |
1級 | 全12時間 100,000円(税別)※送料込 1級テキストA4版/304ページ 税務資料A4/15ページ DVD6枚(約9時間収録 |
2級 | 全12時間 50,000円(税別)※送料込 2級テキストA4版/226ページ DVD6枚(約9時間収録) |
試験には興味ないけれど、不動産実務を学習したいという方にもおすすめの講座です。(*ホームスタディー講座の教材セットを購入しても5問免除は受けられませんが、購入特典として購入後1年以内に認定講座を無料で受けることができます。)
マスター認定講座について
マスター認定を目指す場合は、1・2級両方の認定が必要です。20時間のマスター講座を受講したうえで、実技試験を受けます。実技試験に合格して所定の審査をクリアすれば、J-REC公認のインストラクターとして講師デビューも可能です。
マスター講座費用:216,840円(税込)
試験日程・受験料
試験日:2級・1級 随時開催
試験時間:2級 60分(50問) 1級 60分(50問)
受験資格:誰でも受験できます。年齢、性別、学歴等に制限はありません。
受験料:2級 7000円+税 1級 8000円+税
受験申請受付期間:随時
試験科目:2級 賃貸管理運営実務に関する知識 アパート・マンション経営に必要な法律知識、税務、ファイナンス、満室経営維持に必要な管理実務知識、賃貸借契約の種類と締結方法、賃貸経営に関わるリスクへの対処法、コンバージョン・リノベーション・リフォーム手法の知識、入居者の多様化に伴う賃貸経営実務知識
1級 不動産投資に関する実務知識 ライフプランニングに応じた投資スタイル、不動産投資実務全般、不動産の調査、不動産関連法規、借地取引の基礎、競売の実務、事業収支計画、税務、ファイナンス、建築構造に関する知識など、総合的かつ専門的な不動産投資実務
試験の内容:4問択一問題
合格基準:7割正答で合格。合否は試験終了後、即時発表となります。
不動産実務検定試験はコンピューター試験なので、全国126か所のパソコン教室でいつでも受験が出来ます。認定講座を受講して5問免除で試験を受ける場合も、一般受験で検定試験を受ける場合も、受験者の都合のいい時間、場所で受験が可能です。
不動産実務検定試験を受ける方へ
賃貸マンションや、活用できる土地さえあれば、収入を得て将来安泰!なんてとうの昔の話です。毎年人口が減少していく中で、入居者がいない賃貸物件は負の遺産であり、策略もなく新たに投資物件をやみくもに増やしたところでリスクだけが重くのしかかるだけです。
賃貸不動産を持っていても、立地が良かったり家賃設定を低くしたりしなければ入居者が集まらず、安定した収入を得るのは難しい時代へと突入しています。いかに近隣の賃貸物件との差別化を図り、工夫して入居者を集めるかが重要なのです。
『不動産実務検定試験』は、不動産業者で働いている人にはもちろんのこと、賃貸物件を持っている大家さんにもおすすめの資格で、賃貸物件の空室対策や、家賃の滞納問題、敷金の清算についての問題など、入居者にもっと快適に暮らしてもらうにはどうすればよいかというようなことから、リフォームに関する知識まで幅広く学ぶことが出来ます。
賃貸物件の管理や仲介を行っている不動産業者さんは、投資家や大家さんに安定した収入を得て頂くための適切なアドバイスをして厚い信頼を寄せてもらうことにより、大切な不動産の仲介や管理を一手に任されることでしょう。
不動産実務検定試験に合格するには?
不動産実務検定試験に合格するには、一般試験でも市販のテキストで一生懸命勉強すれば十分合格できます。しかし、確実に合格するには、認定講座を受講することを強くお勧めいたします。認定講座を受講すると、試験は5問免除となります。
2級、1級どちらから受講してもかまいませんが、マスター認定は2級及び1級の合格・認定が必要となります。
不動産実務の知識やノウハウを確実に得るためにも、出来るだけ12時間の認定講座を受講するようにしましょう。
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