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平成31年1月30日(水)午前9時に、行政書士試験の合格発表がありました。
平成30年度の試験は、47都道府県、57会場で実施されました。
行政書士試験合格者の受験番号はこちらで確認することが出来ます。
合否の結果は通知書にて受験生全員に発送されます。(通知書には合否、得点、配点、合格基準点が記載)
尚、合格者には、2月中旬頃に合格証が簡易書留郵便で届きます。
平成30年度行政書士試験 合格発表概要
実施概要
平成30年度の行政書士試験は11月11日(日)午後1時~午後4時に実施され、申込者数は50,926名、受験者数は39,105名、受験率は76.8%でした。
合格判定基準
平成30年度の合格判定基準は、下記の要件のいずれも満たした者を合格とします。
(1) 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者
(2) 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者
(3) 試験全体の得点が、180点以上である者
受験者の皆様へ
平成30年度行政書士試験の「問題56」(一般知識等5肢択一問題)について、複数の正答が考えられることが判明しました。このため、受験者全員に4点を配点してあります。試験問題に誤りがありましたことを心からお詫び申し上げます。
合格者の概要
合格者は、4,968名、男性3,661名、女性1,307名でした。合格率は、12.7%でした。
合格者の平均得点は197点でした。(H29年度の平均得点は200点)
最高齢合格者は77歳の男性2名です。最年少合格者は16歳の男性です。
残念ながら不合格だった方へ
どんなに勉強をしていても、問題の相性や当日の体調によって、本来の実力を発揮できずに悔しい結果になってしまった方もいらっしゃると思います。沢山努力した人ほど、きっと心のダメージも大きい事でしょう。
今回の行政書士試験で、合格という目標を掴むことが出来なかったとしても、行政書士になりたいという夢は今後も同じ場所にあり続け、逃げていくことはありません。目標に近づくか、目標から遠ざかるかは自分次第なのです。
行政書士はしっかり勉強をしないと合格できない試験ですが、合格のための学習計画を立て、努力を怠らずに勉強を続ければ必ず合格出来る試験です。新元号で実施される本年の試験で合格されるようお祈りしています。
最後に
果敢にも行政書士という難関試験にチャレンジされた皆様、試験結果はいかがでしたか?事前に自己採点で結果をご存じだったとしても、改めて合格発表をご覧になり、今どんなことを感じておられるのでしょうか。
「勉強してよかった」「苦労した甲斐があった」という嬉しい思い、はたまた「もっと勉強すればよかった」といったような悔しい思い、
いずれの結果の場合であっても、悔しさ・喜びは心の原動力となり、結果を掴み取った努力も、結果が報われなかった努力も、必ず貴方を次のステップへといざなってくれる事だと思います。目標へ向かって、今後も頑張ってください!
参考)行政書士の学習経験を生かし、Wライセンスを狙う
行政書士が扱う業務には相続に関連したものが沢山あります。相続診断士の資格を取ることで「相続専門の行政書士」として社会へアピールすることができます。
信託活用アドバイザー試験の勉強は、信託を業務としてやっていこうと考えている方にとって非常に有益な内容で、相続や事業継承などのあらゆるシーンで力を発揮できる資格です。
民法債権法務士とは、2018年6月に1回目の試験が実施された新しい資格です。認定試験の勉強を通し債権法の知識を深めることで、実務へ大いに役立てることが出来ます。
参考)行政書士と相性の良い『国家資格』
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