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資格紹介

『不動産鑑定士試験』を分かりやすく解説します

不動産鑑定士
ワカメちゃん
ワカメちゃん
「ワカメの民法が試験科目の資格試験」紹介シリーズ第17弾は、不動産鑑定士試験について解説します。

不動産鑑定士とは?

ワカメちゃん
ワカメちゃん
不動産鑑定士は、土地や建物の「価値」を見極めるエキスパートです。

不動産鑑定士は、不動産の経済価値について鑑定評価を行い、法律で定められた「不動産鑑定評価書」を作成することができる唯一の資格者です。鑑定対象の不動産を、地理的状況や市場要因等のさまざまな視点から評価して、不動産の価値を決定します。

不動産鑑定は、不動産を「売買」「賃貸」「相続・贈与」「担保設定」する時などに必要とされます。例えば、不動産売買時には不動産鑑定価格をもとに売却額を決定したり、賃貸の際には不動産鑑定価格が家賃や地代を決定する際の参考になります。また、不動産投資の場面では、その不動産の収益性や適性売却価格を知るためにも不動産鑑定評価が役立っています。

ワカメちゃん
ワカメちゃん
私たちにとって大切な財産である不動産の価値を鑑定できる不動産鑑定士は、不動産業界だけではなく、金融業界や官公庁などの様々な場で活躍しています。
不動産鑑定士の活躍の場
  • 「不動産鑑定事務所」…不動産鑑定の専門家として、国や法人・個人を問わず鑑定依頼を受けて鑑定評価を行います。
  • 「不動産業(仲介会社、建設会社など)…不動産仲介や土地開発をする際に不動産鑑定士の鑑定評価が求められる場面は多く、企業内不動産鑑定士として活躍する方も沢山いらっしゃいます。
  • 「金融業(銀行、信託銀行業など)…不動産の運用や、不動産に担保を設定する際に不動産鑑定士の知識や技能が求められます。
  • 「コンサルティング業(投資顧問など)…不動産の賃貸経営や売却などの、不動産をいかに活用すべきかを判断する場面で不動産鑑定士の知識や経験が活かされます。

不動産鑑定士は活躍の場は幅広く、不動産の鑑定評価を通して人や街の発展に貢献できるのが仕事の魅力の一つです。

不動産鑑定士試験の内容

不動産鑑定士試験は、年に1回実施され、「短答式試験」と「論文式試験」があります。

短答式試験はマークシートによる択一式の試験です。

短答式試験 概要
試験日程毎年5月中旬
受験資格年齢、学歴、国籍、実務経験等を問わず誰でも受験可。
試験科目(時間/問題数/配点)・不動産に関する行政法規(午前120分/40問/100点)
・不動産の鑑定評価に関する理論(午後120分/40問/100点)
合格基準総合点で約7割。ただし、各試験科目ごとに一定の得点が必要
合格発表6月下旬

論文式試験は、短答式試験合格者のみが受験できます。尚、短答式試験に合格すると、その合格年・翌年・翌々年の論文式試験を受験できます。

論文式試験 概要
試験日程毎年8月上旬
受験資格短答式試験合格者(過去2年以内)
試験科目(時間/問題数/配点)・民法(1日目午前120分/2問/100点)
・経済学(1日目午後120分/2問/100点)
・会計学(2日目午前120分/2問/100点)
・不動産の鑑定評価に関する理論
(2日目午後120分/2問/100点)
(3日目午前120分/2問/100点)
(3日目午後120分/1問/100点)
合格基準総合点で約6割。ただし、各試験科目ごとに一定の得点が必要
合格発表10月下旬

尚、不動産鑑定士として登録するためには、論文試験合格後、専門機関で1年又は2年の実務修習を受け、終了考査に合格する必要があります。

のり男
のり男
短答式試験に合格すると、2年間は短答式試験をパスして論文式試験を受けることができます。「今年は短答式、来年は論文式」といったように、働きながらでも計画立てて学習することができますね。

受験者数・合格者数・合格率

ワカメちゃん
ワカメちゃん
直近過去5年間の受験者数・合格者数・合格率です。
短答式試験
年度受験者(人)合格者(人)合格率(%)※対受験者
H271,47345130.6%
H281,56851132.6%
H291,61352432.5%
H301,75158433.4%
R11,76757332.4%
R21,41546833.0%

 

論文式試験
年度受験者(人)合格者(人)合格率(%)※対受験者
H2770610014.2%
H2870810314.5%
H2973310614.5%
H3078911714.8%
R181012114.9%
R2
のり男
のり男
例年、およそ100名程の方が合格されているんだな。
ワカメちゃん
ワカメちゃん
最終合格率は5%前後なので、不動産鑑定士試験は国家資格の中でも大変難しい試験に分類されますね。

不動産鑑定士試験に合格するには?

不動産鑑定士試験は難関資格であるため、独学で勉強して合格される方は少ないようです。多くの方は予備校に通って勉強されています。

ただし、短答式試験に限って言えば、試験科目が2科目と少なく、試験形式もマークシート形式ですので、独学で合格される方もいらっしゃいます。

ワカメちゃん
ワカメちゃん
まずは独学で短答式試験の学習をして、不動産鑑定士の試験や仕事が自分に合っているかを判断してから予備校の論文式試験対策講座を受講するのも良いかもしれませんね。

ご参考までに、不動産鑑定士講座を開講している予備校をご紹介します。

  1. 『資格の学校TAC』…9年間(2011年~2019年)の論文式試験合格者の占有率が74.5%と、圧倒的な合格率を誇っています。合格者の実に4人に3人がTAC出身者です。資格の学校TACのHPへ>>
  2. 『LEC東京リーガルマインド』…法律系資格試験に強いLEC。タイプ別戦略的カリキュラムと基礎力を重視したオリジナル教材、受験を知り尽くした講師陣で合格をサポートします。LEC東京リーガルマインドのHPへ>>

不動産鑑定士試験合格までの勉強期間は平均2~3年、勉強時間は2,000時間という情報が多く見受けられます。しかしこれはあくまで一般的な情報であって、専業受験生なのか働きながらの受験生活なのか、それぞれの受験環境によって合格までに要する期間は変わってきます。

不動産鑑定士試験は、司法試験、公認会計士試験とともに三大難関国家資格と呼ばれることもある難関試験です。受験生のレベルも相当に高く、例年の合格者数が100人程度であることもあって、高いレベルでしのぎを削って合格を勝ち取っていく必要があります。

しかし難関資格であることに間違いはないですが、難関資格だからこそ目指す価値があり、正しい勉強法で弛まない努力を重ねれば必ず合格できる試験でもあります。

ワカメちゃん
ワカメちゃん
今回は不動産鑑定士試験についてご紹介しました。次回もまた民法が試験科目の資格試験についてご紹介します!



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