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不動産コンサルティング技能試験・登録制度とは?
『不動産コンサルティング技能試験・登録制度』は、公益財団法人不動産流通推進センターが国土交通大臣の登録を受けて実施する登録証明事業です。
不動産コンサルティング技能試験・登録制度は、不動産コンサルティングを行うために必要な知識及び能力に関する試験を行います。試験に合格し不動産等に関する5年以上の実務経験を有する等の要件を満たして登録した方を「公認不動産コンサルティングマスター」として不動産流通推進センターが認定し、「公認不動産コンサルティングマスター認定証」等を交付することにより、一定水準の知識及び能力を有していることを証明するものです。
引用「不動産コンサルティング技能試験」ホームページ
不動産コンサルティングマスターになるには?不動産コンサルティング技能試験について
不動産コンサルティングマスターになるには、不動産コンサルティング技能試験に合格しなければなりません。不動産コンサルティング技能試験の合格基準点は200点満点中の一定以上の得点です。
参考に平成29年度は115点以上、平成30年度は110点以上、令和元年度は120点以上の得点が必要でした。
試験日:例年11月の第2日曜日
試験時間:択一式試験120分記述式試験120分
受験資格:受験申込時点で次のいずれかに該当する方
宅地建物取引士・不動産鑑定士・一級建築士
受験料:31,000円(税込)
受験申請受付期間:例年7月下旬〜9月中旬頃
試験の内容:[択一式試験]事業、経済、金融、税制、建築、法律の6科目(50問四肢一)
[記述式試験]『必須』実務、事業、経済の3科目『選択』金融、税制、建築、法律の中から1科目選択
不動産コンサルティング技能試験の学習方法
1、不動産コンサルティング入門研修インターネット通信講座
(公財)不動産流通推進センターが用意したお勧め学習コースです。
不動産コンサルティング業務の基礎を学び、「事業、実務」「税制」「建築・公法」「経済・金融」の各分野を学びます。
- 【受付期間】令和2年6月1日(月)〜9月25日(金)
- 【開講期間】令和2年6月22日(月)〜10月31日(土)
- 【受講料】27,000円(税込)
「不動産コンサルティング入門研修インターネット通信講座」詳細ページ>>
2、不動産コンサルティング・基礎教育
不動産コンサルティング地方協議会がお勧めするコースです。
「事業、実務」「建築・法律」「税制・経済金融」の3コースを3日間で集中的に学べます。
【受講料】各コース16,000円(税込・教材費込)
実施日は不動産コンサルティング中央協議会のホームページをご覧ください。
3、ステップアップ・スクーリング(集合教育)
上記1の通信講座を令和2年9月30日までに修了した方、あるいは上記2の基礎教育を3コースとも修了した方は、ステップアップ・スクーリング(半日の集合教育、受講料7,000円)の受講申込をすることができます。
「ステップアップ・スクーリングのご案内」(公財)不動産流通推進センターHPへ>>
不動産コンサルティング技能試験を受ける方へ
これからの時代は、ますますリノベーションなどのストック活用コンサルティングが求められていきます。そして、「不動産」のみならず「建築」と「金融」の知識を持っていることが大切になっていきます。
お客様からの不動産に関する相談事は、売買や賃貸借だけでは無く、所有する不動産の有効活用、投資、賃貸住宅の運用、さらには相続対策や既存住宅の改修、移転、住まい方へのアドバイスなど、どんどん多様化しています。
こうしたお客様のあらゆる問題に応えられる「プロフェッショナルの証」
それが、不動産コンサルティングマスターです。
ワカメの「民法が試験科目の資格試験」紹介
第15弾:不動産コンサルティング技能試験 ←今ココ!
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