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今回の「のり男の合格体験記紹介」は、相続専門の税理士として働きながら、相続診断士試験に続いて、信託活用アドバイザー試験に合格した人魚さん(40歳、仮名)の合格体験記です。
以下、人魚さんのインタビュー記事です。
信託活用アドバイザー試験を目指したきっかけ
私は相続専門の税理士として働いています。相続専門の税理士として、付加価値を高めるために、まず『相続診断士』の資格を取得しました。相続診断士の資格を取得した後、今、急速にニーズの高まっている家族信託に対応できるようになるために、信託活用アドバイザーの資格を取得することにしました。
勉強期間・勉強時間・勉強場所
勉強期間は約1カ月です。勉強時間は、だいたい毎日1.5~2時間程でした。勉強場所は主に自宅と通勤電車の中です。
相続診断士と同じくらいの勉強量だったと思います。
勉強法について(テキスト・問題集)
勉強は、受験団体から届くテキストとDVDの教材をメインに勉強していました。テキストの内容に沿ってDVDに講義が収録されているので、テキストを見ながらDVDを見て勉強する感じです。
私は信託活用アドバイザー試験を受ける前に、何冊か信託に関する本を読んでいました。試験に合格するには、テキストとDVDの勉強だけで十分だと思いますが、ご参考までに私が読んだ本の中で良かった一冊を紹介します。
『家族信託活用マニュアル(※)』は、早くから信託業務に取り組んでいらっしゃる河合先生が書かれた本です。信託に関する説明が分かりやすいのはもちろんですが、事例を通して信託の活用事例が紹介されているので、信託を利用する際のイメージを持つことが出来ました。あと、設計書・契約書の作成事例は、実務でも参考にさせて頂いています。
(※)人魚さんが読まれたのは2015年発売の本ですが、2018年に改訂版が発売されています。リンクをクリックすると、改訂版のページへ遷移します。
試験の直前期と試験当日について
試験の前日にはテキストを始めから終わりまで速読して、全範囲を網羅的に確認しました。
試験は、仕事が休みの日曜日に、夫に子供を外に遊びに連れていって貰って、その間に自宅で受けました。試験時間は60分ですが、40分くらいで一通り解いて、あとの時間は見直しをしていました。全てテキストとDVDで学習した内容が出題されたので、6割は取れている感覚はありました。
合格発表
後日、メールで合格の通知が届きました。
これから信託活用アドバイザー試験の合格を目指す方へ
信託活用アドバイザー試験は、テキストとDVDでしっかり勉強すれば、必ず合格できる試験だと思います。
実務をしていて、信託の分野は急速にニーズが高まっているのを実感しています。信託活用アドバイザー試験の勉強を通して得た内容は実務に直結して役に立っています。机上の勉強に終わらず、実生活で活用できる資格なので、合格に向けて是非頑張って下さい。
インタビューを終えて
今回は、相続専門の税理士として働きながら、相続診断士試験に続いて、信託活用アドバイザー試験に合格した人魚さんの合格体験記を紹介しました。
のり男の合格体験記シリーズでは、これからも色々な立場で資格試験に合格した方の体験記を紹介していきます。次回も楽しみにしていて下さいね!
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