令和2年12月24日(木)の午後4時に、令和2年度司法書士試験の筆記試験の合格発表がありました。
令和2年度司法書士試験 合格発表概要
合格者数・合格率
令和2年度の筆記試験合格者は、593名でした。昨年度の合格者は606名でしたので、13名の減少となりました。
合格率は、対受験者数で約5.16%(対11,494名)、対出願者数で約4.1%(対14,431名)となりました。
成績通知は、希望者に対してのみ発送されます。
合格点・基準点
合格点は、205.5点/280満点でした。ただし、午前の部・午後の部の試験の多肢択一式問題,又は記述式問題のいずれかが基準点に達しない場合には,それだけで不合格とされています。
多肢択一式問題の基準点は、午前の部75点/105満点(25問/35問)、午後の部72点/105満点(24問/35問)です。
記述式問題の基準点は、32.0点/70点満点でした。
参考)昨年度は、合格点197.0点/280満点、基準点は午前択一式75点/105満点(25問/35問)、午後択一式66点/105満点(22問/35問)、記述式32.5点/70点満点でした。
記述の採点人数・最高得点、最低得点
午前の部・午後の部の多肢択一式問題の基準点を突破し、記述式問題の採点がされた人数は、1,952人でした。
択一式・記述式問題の採点をされた人の中で、最高得点は、 261.5点/280満点(1名)で、最低得点は、148.0点/280満点(1名)でした。
記述式問題の最高得点は、63点/70満点(1名)で、最低得点は、0点/70満点(4名)、平均点は31.74点でした。
参考)昨年度は、記述式問題の採点人数2006人、択一式・記述式問題の採点をされた人の中での最高得点は245.5点/280満点(1名)で、最低得点は146.0点/280満点(1名)でした。
記述式問題の最高得点は63点/70満点(1名)で、最低得点は0点/70満点(3名)、平均点は32.13点でした。
出願者数・受験者数等
令和2年度の出願者数は14,431人で、前年度より2,380人の減少(14.2%の減少率)です。
受験者数(午前の部及び午後の部の双方を受験した人数)は、11,494人です。午前の部の試験を受けたのが11,757人でしたので、263人が午後の部の試験を受けずに欠席しています。
参考)昨年度の出願者数は16,811人、受験者数(午前の部及び午後の部の双方を受験した人数)は13,683人でした。午前の部の試験を受けたのが14,059人でしたので、376人が午後の部の試験を受けずに欠席していました。
口述試験
筆記試験の合格者には、令和3年1月12日(火)に、口述試験が実施されます。試験会場は管区法務局ごとに、それぞれの局が指定したした場所です。
※試験会場は口述試験受験票に記載されています。
最終合格発表
最終合格者の発表は、令和3年2月1日(月)の午後4時に、受験地を管轄する法務局又は地方法務局において、その受験地で受験して最終合格された方の受験番号及び氏名が掲示されます。また、法務省のホームページにも掲載されています(受験地・受験番号のみ)。
また、最終合格者の受験番号及び氏名は、令和3年2月26日(金)の官報に公告されます。
受験生の皆様におかれましては、試験が終わった日から合格発表までの間、様々な思いを抱えながら日々を過ごし、この合格発表を迎えられた事と思います。
司法書士という難関試験の受験生活で得られたものは、法律の知識や勉強の成果だけではないはずです。努力や我慢、辛い出来事も喜びも、試験勉強で得た様々な経験が、皆様の人生においてきっと役に立つことでしょう。
今後も夢や目標に向かって更なる高みを目指し、躍進してください。受験生の皆様、本当にお疲れさまでした。
司法書士という難関資格にチャレンジした皆さんは、すでに大きな一歩を踏み出しています。
未来へ1歩、2歩と、次のステージへ真っすぐ突き進んでいってくださいね!
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