一般的には、弁護士は高収入というイメージがあると思います。
資格スクエアさんのこの記事では、2015年の新人弁護士の年収は560万円、登録5年目で1,410万円、登録10年目で2,250万円、登録15年目で3,080万円と紹介されています。
ただし、これは統計からみたデータであって、実際には働き方や個人の能力によって年収はマチマチです。開業するのか、法律事務所/弁護士法人で勤務するのか、はたまた企業内弁護士として働くのかによっても変わってくるでしょう。
求人情報を見ると、その企業/法人や事務所で働く場合の年収を知ることは出来ますが、身近な人がリアルな年収を教えてくれることは、そう多くあることではないと思います。
そんな中、司法試験・予備試験講座が人気の資格予備校『資格スクエア』の鬼頭代表が、資格スクエアの公式動画で、ご自身が弁護士として働いていた時の初任給について赤裸々に教えてくれています。興味深い内容でしたので、ここでご紹介したいと思います。
弁護士の初任給[資格スクエア鬼頭代表の場合]
まずは、こちらの動画をご覧ください。5分37秒の短い動画です。
鬼頭代表は、事務所を選ぶ際に年収ではなく、「自分が得たいものがあるのかどうか」「一緒に働きたい人がいるかどうか」「自分が学べ成長できる環境であるか」といった点で選んだとおっしゃっています。
弁護士の仕事は、ざっくりというと「困っている人を助ける仕事」です。そこには人の人生を左右する程の重大な責任があります。重責のある仕事への対価が高いのは当然ですが、高価な報酬に目がくらむような弁護士には誰も仕事を依頼したいとは思わないでしょう。安易な気持ちで弁護士を目指すのではなく、「弁護士になって何がしたいのか」「どういった弁護士になりたいのか」といった明確な目標を持って試験勉強を始めることが大切です。
参考)検察官・裁判官の初任給は?
司法試験に合格すると、弁護士の他に、検察官・裁判官になれる資格を得ることができます。スタディングさんのこちらの記事では、検察官と裁判官の初任給は月23万円前後、各種手当てやボーナスなども加え、年収にして500万円前後だと紹介されています。
参考記事:弁護士の年収は?司法試験を合格しても稼げないって本当?
検察官や裁判官は階級が定められているので、昇格すると、それに伴って年収も上がっていきます。詳細はスタディングさんのこちらの記事でご確認ください。
弁護士になるには?弁護士事務所/法人に勤めるには?
弁護士になるには、司法試験に合格する必要があります。司法試験の受験資格は、①予備試験に合格するか、②法科大学院を卒業して受験資格を得るかの2つのルートがあります。
本サイト民法ラボでは、経済的・時間的負担の軽い予備試験ルートで司法試験を目指す方のために、低価格で質の高い講義を受講できる3つのオンライン予備校『たった5期で100名以上の合格者を出した講座(資格スクエア)』、『予備試験に1年で合格出来る講座(アガルートアカデミー)』、『149,800円で予備試験合格へ導いてくれる講座(スタディング)』をご紹介していますので、ご参考ください。
また、弁護士事務所/弁護士法人に就職・転職するには、直接応募したり、インターネットで情報収集して応募するなど様々な手段がありますが、転職エージェントを活用すると就職・転職活動がスムーズにいくと思います。
なかでも『リーガルジョブボード』は、日本最大級の法律系求人サイトであり、求人情報が多く、エージェントへの相談無料であったり、採用が決まると採用お祝い金が貰えたりもするのでおすすめです。登録は無料なので、今すぐ就職・転職を考えていない方でも、情報収集や就職・転職動向のリサーチのために登録されると良いと思います。
今回は、弁護士の初任給・年収についてご紹介致しました。予備試験・司法試験の合格を目指す方、弁護士を目指す方の参考になりましたら幸いです。
いつか言える日がくるかな。