平成30年12月5日(水)午前9時30分に宅建士試験の合格発表がありました。今年は47都道府県219会場で試験が実施されました。合格発表は、一般財団法人不動産適正取引推進機構のページで確認することができます。合格者には例年合格発表日以降数日で簡易書留で合格証が届きます。
平成30年度宅建士試験 合格発表概要
実施概要
今年の宅建士試験は10月21日(日)に実施され、申込者数は265,444人、受験者数は213,993人、受験率は80.6%でした。
合格判定基準
今年の合格判定基準は、50問中37問以上正解でした。尚、登録講習修了者は、45問中32問以上正解で合格となっています。
合格者の概要
今年の宅建士試験の合格者は、33,360名、男性21,838名、女性11,522名でした。合格率は、15.6%でした。
合格者の平均年齢は、34.9歳です。80歳以上の合格者は1人で、最高齢合格者は80歳の男性です。18歳未満の合格者は15人で、最年少合格者は、16歳です。
合格後の資格登録について
①宅建士試験に合格し、②実務経験を2年以上積んで、③登録の欠格要件に該当しなければ、宅建士の資格登録をすることができます。
実務経験が2年未満の場合は、登録実務講習を受講することで実務経験の要件を満たすことが出来ます。講習は、通信講座と2日間のスクーリングで構成されています。スクリーングの最後の終了試験で80%以上得点すると合格となります。講習費用は実施機関によって異なりますので、講習を受ける前に調べるようにして下さいね。
資格登録は必須ではありませんが、登録することで宅地建物取引士証の交付を受けることができます。
資格登録の手続きには、①登録申請書、②誓約書、③身分証明書、④登記されてないことの証明書、⑤住民票、⑥合格証書コピー、⑦顔写真、⑧登録資格を証する書面(実務経験証明書や、登録実務講習の修了証など)が必要です。登録手数料は37,000円です。
残念ながら不合格だった方へ
どんなに勉強をしていても、宅建士試験は難関試験であるために、問題との相性や当日の体調等によって、いつも通りの実力が発揮できずに悔しい結果になった方もおられると思います。
宅建士という難関試験の受験生活で得られたものは、法律の知識や勉強の成果だけではないはずです。努力や我慢、辛い出来事も喜びも、試験勉強で得た様々な経験が、皆様の人生においてきっと役に立つことでしょう。今年の結果が臨んだ結果ではなかったとしても、自分を責めることなく次の目標に向かって進んでください。継続して努力を続けていると、必ず努力が実を結ぶ日が訪れます。
最後に
合格された皆様、本当におめでとうございました。今後は、宅建士試験の勉強で得た知識と資格を活かしてご活躍頂ければと思います。皆様の今後のご活躍をお祈りしています。
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