平成30年9月26日(水)の午後4時に、平成30年度司法書士試験の筆記試験の合格発表がありました。
平成30年度司法書士試験 合格発表概要
合格者数
平成30年度の筆記試験合格者は、620名でした。成績通知は、希望者に対してのみ発送されました。
合格点・基準点
合格点は、212.5点/280満点でした。ただし、午前の部・午後の部の試験の多肢択一式問題,又は記述式問題のいずれかが基準点に達しない場合には,それだけで不合格とされています。
多肢択一式問題の基準点は8月6日に発表され、午前の部は、78点/105満点(26問/35問)、午後72点/105満点(24問/35問)です。
記述式問題の基準点は、37.0点/70点満点でした。
記述の採点人数・最高得点、最低得点
午前の部・午後の部の多肢択一式問題の基準点を突破し、記述式問題の採点がされた人数は、2135人でした。
択一式・記述式問題の採点をされた人の中で、最高得点は、256.0 点/280満点( 2名)で、最低得点は、156 .0 点/280満点(1名)でした。
記述式問題の最高得点は、62.5 点/70満点(2名)で、最低得点は、0.0 点/70満点(3名)、平均点は36.91 点でした。
出願者数・受験者数等
平成30年度の出願者数は17,668人で、前年度より1,163人の減少(-6.2%の減少率)です。
受験者数(午前の部及び午後の部の双方を受験した人数)は、14,387人です。午前の部の試験を受けたのが14,853人でしたので、466人が午後の部の試験を受けずに欠席しています。
平成30年度司法書士試験筆記試験直前の6月18日には、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。大阪,京都,神戸,奈良,大津及び和歌山の各試験場の被害状況等を確認し、各試験場において試験を実施することができることが確認できたので、予定どおり,各試験場において,本年7月1日(日)に実施されました。
口述試験
筆記試験の合格者には、平成30年10月10日(水)に、口述試験が実施されました。試験会場は管区法務局ごとに、それぞれの局が指定したした場所で行われました。
※試験会場は口述試験受験票に記載されていました。
最終合格発表
最終合格者の発表は、平成30年11月1日(木)の午後4時に、受験地を管轄する法務局又は地方法務局において、その受験地で受験して最終合格された方の受験番号及び氏名が掲示されました。また、法務省の法務ページにも掲載されています。
また、最終合格者の受験番号及び氏名は、平成30年11月16日(金)の官報にも公告されました。
受験生の皆様におかれましては、試験が終わった日から合格発表までの間、様々な思いを抱えながら日々を過ごし、この合格発表を迎えられた事と思います。
司法書士という難関試験の受験生活で得られたものは、法律の知識や勉強の成果だけではないはずです。努力や我慢、辛い出来事も喜びも、試験勉強で得た様々な経験が、皆様の人生においてきっと役に立つことでしょう。
今後も夢や目標に向かって更なる高みを目指し、躍進してください。受験生の皆様、本当にお疲れさまでした。
司法書士という難関資格にチャレンジした皆さんは、すでに大きな一歩を踏み出しています。
未来へ1歩、2歩と、次のステージへ真っすぐ突き進んでいってくださいね!