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スケジュール(3/17(日)10:30-15:30)
受付開始は10:10より
時間 | 講習名 |
10:10~ | 受付 |
10:30-12:30 | 競売不動産の現状について 競売不動産を取扱うための実践的な法律・実務 |
12:30-13:30 | 昼食休憩 |
13:30-15:30 | 競売不動産を一般消費者へ紹介するための注意点と事業に組み入れるノウハウ |
15:30~ | 主任者証の交付 |
競売不動産の現状について 競売不動産を取扱うための実践的な法律・実務(10:30-12:30)
午前中の講義は3点セットの見方でした。今まで仕事で3点セットは何度も見ていますが、見方の復習にもなりましたし、新たな見方を教えてもらい、とても勉強になりました。
3点セットとは、競売物件の資料のことで「物件明細書」「現況調査報告書」「評価書」のことです。
競売物件は市場価格より安くなります。市場性修正率というものを考慮のうえで価格がだされています。
例えば、その物件で死体が出たときなどは市場性修正で30%の減価になり、市場性修正率は0.7になります。
今まで1番減価だったのは、液状化の土地で土壌汚染の土地だそうです。なんと、市場性修正率は0.12で87%の減価だそうです。
また、減価だけではなく増価もあるとのことでした。
その物件の場所を将来高速道路が通るのが決まっている場合などは、国から買い取りなどがあるため、市場性修正率は1,2で120%の増価だそうです。
競売不動産を一般消費者へ紹介するための注意点と事業に組み入れるノウハウ(13:30-15:30)
午後からの講義は、実際の競売物件の落札までの流れを教えてもらいました。昔はヤクザが本当に多かった話や、代金納付までに占有解除を解く方法など為になるお話でした。
また、ADR調停人の資格のお話でした。
ADR調停人(法務大臣より認証されているので、信頼性が向上します)
ADR調停人となった競売不動産取扱主任者は、占有者解除トラブルに関するADR業務を実施することができます。(通常、報酬を得て、明け渡し交渉のみを行うことは弁護士法で禁止されています。)
下記の4分野において法務大臣より裁判外紛争解決機関の認証を受けました。
不動産取引に関する紛争
不動産の管理に関する紛争
不動産施工に関する紛争
不動産の相続その他の承継に関する紛争
調停人になるためには、日本不動産仲裁機構ADRセンターが指定する調停人研修の受講が必要です。
LEC東京リーガルマインドを指定教育機関として「通信講座」による受講と「修了確認テスト」で修了します。
【講座内容】20時間
法的知識(7.5時間)面談技法及び調停技法の理論的研修(5.0時間)面談技法及び調停技法の実践的研修(5.0時間)倫理、活動に関する研修(2.5時間)
【修了確認テスト】全国のLEC校にて受験できます。最大40分間です。
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