AのBに対する金銭債権を担保するために,B所有の甲土地及びその上の乙建物に抵当権が設定され,その旨の登記をした後にCがBから乙建物を賃借して使用収益していた場合に関する次の記述は,判例の趣旨に照らし正しいか否か。(改)
BのAに対する被担保債務につき債務不履行が生じた場合,その後にBがCから受領した乙建物の賃料は,Aに対する不当利得となる。
〈正解〉
×
〈参考条文〉
【371】抵当権は、その担保する債権について不履行があったときは、その後に生じた抵当不動産の果実に及ぶ。
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